発達凸凹娘との日常

2017年度に小学校入学の娘がいます。2016年10月中旬にまさかの発達障害指摘!色々もがいてるなうでございます。

療育2回目

娘小学校に入ってからの初めての療育である。

あれからどのような様子なのか聞かれたので

先日の自殺騒ぎの件を伝える。

 

grayareas.hatenablog.com

先生は「あらら…」と言ったていで聞いており

「まあ、小学校に入学して色々疲れている面もあるだろうから

いきなり全部じゃなくて、親のフォローも入れながら少しずつ

自分のことは自分でできるようにしていけばいいんじゃないかな」

とのこと。

 

そして、「死ぬ」とかそういった発言に対しては

本来の意味が分からないうちに、テレビなどで聞いた言葉を

ただ使っているわけだから、そこで頭ごなしに叱るのではなく

その場では聞き流しておいて、あとで平常心の時に

テレビなどで死についてやっていたり、話す機会があったら

その時に説明してやればよいのだそう。

 

そんな話をしてる間、娘は隣のキッズマットで

おもちゃで遊んでいた。でも、親の話には関心がなさそうで

聞いてはない様子。

 

前回の療育の診察は初回だったからか、1時間みっちりだったけれど

今回は30分程度で終わる。次回は夏休み明け。

 

ここで、療育ってなんだろう?とふと思う。

今、私たちがしているのは療育というよりは

療育が必要になった場合の窓口をつなげていくための経過観察だ。

 

つまり、ここでできることは予防というよりは

発生した困りごとに対する療育サポートなのかな、と思う。

 

この機関を有効に利用するならば、患者すなわち保護者側が

もっと発達障害に踏み込んで勉強をして

必要であるサポートやトレーニングを受けられるように

主体的に進めていかなければならない。

 

うーん、でもやっぱり娘にどういう対応、どういう導きをしていくのが

よいのか分からないから、こういったこともプロに頼りたいんだけどな…。

 

ただ、通級でのフォローもあるし、今現在大きな問題点は

ないのだから、注意深く見守っていくのだけでも

まったく気づかないまま対応していくのとは大違いではあるだろうけど。

 

気長に、気長に、なのかな。

 

グルキャンデビュー

グループでキャンプをすることをグルキャンって言うらしいです。

というわけで、娘と仲良しの保育園のお友達一家とグルキャンしてきました。

 

お友達一家は、テントをはじめとしたキャンプグッズも

しっかり取り揃えており、キャンプグッズと言えば

ランタンくらいしかない我が家と大違い。

 

なので、せめて別のことでお役に立とうと、

予約やキャンプイベントなどのタイムスケジュールは

私がメインでたてていきました。

 

2泊3日なので、キャンプ場でやっているイベントには大体参加してみたのだけど、

宝探しの冒険やバッジ作りなど、子供達にとっては楽しかったようで

良い体験になったかなぁと思います。

 

あと、もう1つよかったこととしては、

複数の家族で衣食住をともにすることは

子育てもシェアしているということで。

 

よく、自分の子だとイライラすることでも、よその子だとイライラしない

とは言いますがまさにその通り。

 

我が子以外の子供に対するフィルターを通して、

我が子に対しても客観的に見つめるいいきっかけになった。

近すぎるときっと余裕なくなるんだよね…。

 

あとは、誰かが子供見てくれてるうちに、夕飯の支度や火おこしなどができる。

一昔前の世代の大家族子育てのメリットをふんだんに感じれます。

 

そんな中で、息子は大はしゃぎで調子に乗り、普段自分のパパに怒られたら

一度でやめることを何度も繰り返し、一緒に行ったお友達のパパに叱られました。

息子ギャン泣き。でも、親以外に叱られるというのもとても良い体験です。

親的にも叱るという行為はエネルギーがいるので

叱ってもらってありがとうという感じ。

まあ、これは子育ての価値観的なところが

近い家族同士だからということもあるのですが。

 

バーベキューやキャビンでの寝泊まりなど

定番のキャンプでの楽しみも満喫したけれど、

それ以外の収穫も大いにあった連休なのでした。

 

6歳の娘が「死にたい」といってベランダをよじ登った話

娘の凸凹特性のひとつに、大人びた精神性と年齢相応の精神のアンバランスさがあげられる。
先日、その特性が激しくスパークした出来事があった。

娘と息子が喧嘩をしていた。内容は詳しくは分からないけれど
娘が自分のやりたい遊びに弟を巻き込みたい様子だった。
でも、内容がすごろくでルールは4歳の息子には少し高度。

嫌がる弟にあの手この手で参加しようと説得を試みた結果
完全拒否されて、喧嘩に至った模様。

喧嘩はよくあることなので、正直また喧嘩か…と思い
「なに喧嘩してるのー?仲良く遊べないんだったら別々に遊びなさい」
と声掛けをする。

娘は、「もうやだ!もう出ていく!」と言いベランダに出ていく。
追いかけていくと、「ママもいじわる、弟もいじわる、この家嫌い!出ていく」
と怒っていた。

「そう、でも出て行ってどこ行くの?」
「一人で暮らす」
「一人で暮らせるわけないでしょう?住む場所も食べ物もどうするのよ」
「一人で暮らせないから、この家が嫌だから、あたし死にたい」
と言って、ベランダに足をかけよじのぼろうとする。

足場みたいなのものがないので、簡単に乗り越えられるわけではないけれど
それでも、内心慌てた。だけど努めて冷静に
「そんなことしたら危ないよ」「落ちたら痛いんだよ」
「娘ちゃんが死んだらママは悲しいよ」とゆっくり説得をしていく。

娘も強情なもので、「危なくていい、落ちていい、死んでもいい」としか
返してこない。

そこで、娘がいかに大事か、いなくなってしまったらどれだけ悲しいか
死にたい、悲しいという気持ちはきちんと受け止めてあげるから
話してごらん、あなたはママの大事な宝物だよ、と声をかける。

すると娘はそこに反応して「私はモノじゃない!!」と激怒…。

怒るところ、そこですか…と思いながら
「物扱いしているわけじゃないんだよ」となだめる。

正攻法でいっても埒があかなそうなので
「一緒におやつを食べよう、ゼリーもあるしアイスもあるよ。
どの味にしたい?」と誘うと、
「…死にたい理由もうひとつある。死んでニュースにのりたいの。
みんなに私のこと知ってもらいたいの」

えーーーーーと?
死んだら、ニュースにのったかどうか分からないんじゃ?
ってか、どんだけかまってちゃんなんだ。

「知ってもらいたいなら、他の方法がいっぱいあるんじゃない?」
「でも、私はテレビに出るためにセリフを覚えることもできないし
練習もしたくない、だから死ぬしかないもん」

うーん…ずっとこれを繰り返すつもりか…と思い
次なる懐柔作戦として、「ごはん一緒に食べよう、ママのお隣で食べよう。
あーんしてあげるよ、お風呂も洗ってあげる。ドライヤーもかけてあげるよ」
と声をかける。

するとどうだろう、あんなに頑なだった娘が
無言で私の方に歩み寄り、そして抱きついてきた。
「おうち入ろっか」「うん」

こうして、娘の飛び降りは阻止することができたのだった。

…小学校になったのを機に明日の支度など
身の回りのことは自分でやるようにさせていた。
その反動が、今ここに来てしまったのかな…と思う。
一気に何でもやらせすぎたのだろうか。

でも、「死ぬ」って言えば何でもやってくれる、と考えてしまうのも怖い。
むちゃくちゃな娘の理屈だけど、それでも発想が6歳とはとても思えない。

もうじき療育センターの受診があるので
この件については相談してみようと思っている。

新1年生はじめての保護者会

娘が小学校入学してもうすぐ1か月が終わるころに、初めての

保護者会があった。地域にもよるだろうけど、4月の上旬~中旬に

行うところが最も多いみたいで、同級生を持つママたちからは

「遅いねー」と言われた。

 

保護者会は2部制となっており、1部はホールに1年生全クラスを集めて

開催、その後各クラスに別れて2部スタートという構成だった。

 

最初の全クラス対象の説明では、校長先生の挨拶・各クラスの担任や

保健室の先生やスクールカウンセラーの紹介など。

その後、通学路や学校生活への持ち物などの諸注意、年間計画について。

最後にPTA役員からのお知らせ。

 

30分くらいだったけれど、何しろ椅子が子供の小さな椅子のため

腰が若干痛くなってくる。

 

PTA役員は、噂に聞いていたのでどうなるのだろうとドキドキしていたが

速攻立候補者が挙手をしてあっさり決まった。

長々と長引いているクラスもあったようだけど、どうやら

それは立候補が多すぎて長引いていたようだった。

 

その後は、各クラスに移動。

子供の席に座るので、そっとお道具箱の中身チェック。

うん、ぐしゃぐしゃのプリントもないしまだまだキレイに使われているようだ。

 

各クラスの中では、担任の先生の挨拶から。

娘のクラスは学年主任が担任であり、学年主任の先生はベテランといった風情。

実際に話し方もとてもしっかりした先生で、娘のクラスはとてもよく

落ち着いて怒る機会もまったくないと言う。

 

その後、一人ずつ自己紹介。

さて、ここでなんて自己紹介しようかな、と構えていたけれど

担任の先生が「命名の由来」についてテーマを指定してくれたので

無難な自己紹介で終えた。

 

通級に関してはまだ実際に教室移動してないし、教室移動するようになったら

わかる話であるので、ここでまだあえて伝えなくて良いかなと思う。

 

そんなわけで、初めての保護者会は滞りなく終了!

娘が過ごす学校生活がどうか楽しいものでありますように、と思いながら

学校を後にしたのであった。

 

 

新1年生はじめてのお弁当レポート

 

 

 

娘が保育園児から小学生になって大きく変わったこと。

長期休暇中の日は学童のみなので、給食がない…!

 

ということで、イヤイヤながらお弁当生活のスタートです。

はじめてのお弁当作り、10日間の短期間ですが

私の戦果をレポートしたいと思います。

 

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今までお弁当作りをしたことがほぼない上に

料理も苦手な私…。となると全部手作りは無理だろう、と

ふんでいたので、冷凍食品と加工食品をどっさり買い込みました。

なので、きっとほぼほぼつめるだけのちょう手抜きなお弁当に

なるんだろうな~と予測。

 

ところが思いのほか手作りも49%と大健闘!

 

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おかずとデザートはかなりの確率で冷凍食品たちに頼りきり。

主食はそもそも冷凍食品あまりないですよね…。

パスタをオムライスでつつんだ冷凍食品も購入したのですが

試食の時点で娘NGが入りました。

野菜もおなじくほうれん草バター炒めの冷凍食品が

試食段階でNG。てか、冷凍食品の野菜って年配向けのものしかなくない?

 

ということで、一番出番の多かった冷凍食品&加工食品の

トップ3を大公開!

 

  1. どうぶつえんゼリー
  2. つぶつぶコーンクリームコロッケ
  3. おべんとうごまだんご

 

手軽にデザート!1位のどうぶつえんゼリーは一口タイプのゼリーで

すきまにいれるもよし、そのままお弁当袋にねじ込むもよしで

大変使い勝手がよろしかった。

 

2位は娘の大好きなコーンが入ってるクリームコロッケ。

形状が俵型なので、高さのあるお弁当に立てていれることができ

省スペースで配置しやすかったです。あと自然解凍はさいこう。

 

3位はごまだんご!

こちらも詰めるだけの自然解凍!大き目で娘も大満足の

デザートになります。

 

ついでに手作り系のランキングトップ3も発表します。

  1. おにぎり
  2. ミニトマト
  3. ちくわキュウリ

 

 1位は不動の定番のおにぎり!いつも3個いれているのですが
何回握ってもみんな大きさが異なります。

2位はミニトマト
手作りちゃうやんと突っ込みが入りそうですが
ちゃんと洗ってヘタとってるんだからね!

3位はちくわキュウリ!
たんぱく質と野菜がとれる便利な1品。
まとめて作っておいても2~3日は日持ちするので楽ちん。
(しかし長期間はやばそうである)

 

以上初めてのお弁当レポートでしたが、最後にまとめです。

お弁当初心者へ
一口ゼリーとミニトマトは買っておこう!

食品メーカーへ
子供向けの野菜系の冷凍食品をもっと増やしてください!

ご清聴ありがとうございました。

 

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小学校に通学をはじめた娘の変化

保育園から小学校になり大きく変わる環境の変化。
荒れるんじゃないかなーとなんとなく予想していた
娘の変化だけど、やはり変化が現れた。

小学校→学童で過ごして、帰宅した後はまず夕飯。
そして、夕飯を食べているあたりから不機嫌になり
体の痛みを訴えたり、ちょっとした会話でも
「そうじゃない!」と言い返して来たり。

で、夕飯を食べ終えたと同時に椅子に座ったまま
ウトウトと居眠りをしてしまう。
お箸を持ったまま、寝てる娘を見たときに
つい「0歳児かよ…」と突っ込んでしまった。

そのまま椅子で寝かせているのもなんなので、いったん和室で横にならせる。

初日は、まだお風呂に入らせてない!早く寝かせなきゃ!という
焦りもあり、10分ほど寝かせた後に無理やり起こして
入浴させようとした。

すると娘はこの世の終わりのような、そう、あの0歳時代の
火がついたようなギャン泣き。

しかも0歳じゃなくて6歳だから相当な声量…。

さらに、全身をじたばたして地団太をふみ、寝そべって暴れる暴れる。

もうすでに風呂場にいたし息子も一緒に入っていたのだけど、
あまりの娘の暴れっぷりに息子にも被害がでそうなので
早めに息子だけ洗ってあがらせる。

その間も娘の癇癪とパニックは収まらず
声にならないうめき声をあげ、時には叫び
頭をかきむしり、髪の毛をブチブチ抜きはじめ
爪を立てて自分の太ももをかきむしりはじめた。

見ていて、「これはもうさすがにあかん」という状態なので
赤子をあやすようにして抱きしめ、何も言わずに
トントントントン…。

涙を鼻水でべちょべちょになった娘が腕の中で
しゃくりあげている。

ずーっと抱きしめながらゆらゆら揺れていると
少しずつ娘も落ち着いてきた。

その後はゆっくりと我を取り戻したかのように
いつもの娘となり、笑顔も機嫌も戻り、

なんとか入浴を終えることができたのである。

初日はそんな感じで終わったのだけど、翌日もなんと
食事後にダウン…。前日の二の舞は避けたいので
今回は起こさずに放置。それでも1時間ほどすると
自然に起きた模様だったけど、やはり不機嫌でグダグダだった。

 

で、結局トントンでなんとかなだめて、すっかりお姫様状態で

ドライヤーやら着替えやらの世話を焼きなんとか寝てもらう。

 

本人に聞くと小学校も学童生活もものすっっごく楽しそうではある。

ただ、楽しいけど本人が自覚していない頑張りや疲れがあるわけで。

きっとそういうのが処理しきれなくなって

あんな風にパニック状態になってしまうのだと思う。

 

あと、もうひとつ変化が見られたのが自分の呼称だ。

保育園時代はほぼほぼ自分のことを名前で「◯◯ちゃん」って呼んでいた。

ところが、小学校入ってからは逆にほとんど「あたし」と言うようになった。

 

おそらくはこれは周りの女子の影響なんだろうとは思う。

特に相手に対してマウンティングをとりたい会話のときに

よく使っているような気がする…。

 

それからあとはとにかく食欲。

もともとおやつも食べた方だけど、これががっつりおやつは

食べるし、食べたところで夕飯もがっつり食べる。

 

小学校&学童生活は、予想以上に疲れる模様だけど

それでもそれ以上に大きく成長しているみたいだ。

嬉しい反面ちょっと切ない気もする今日このごろ。

はじめての通級指導

先日の通級保護者会で担任も決定し、
これから毎週同じ曜日の2時間、通級指導を受けることになる。
通級指導は主に学校がある時期になるけれど
夏休み中に関しては、夏休みに入った直後と
夏休みが終わる前に補習もあるそうだ。手厚い!

そして、はじめて娘の通級指導の曜日が訪れた。
しかし、朝から音楽の授業を楽しみにしていた娘に
違う教室で別の授業を行うかもしれない…とは言えずに送り出す。

すると夕方頃に電話がかかってきた。
通級の担任の先生からだ。

聞くところによると、まずは小学校生活に慣れるという意図で
4月いっぱいは別教室に移らず、みんなと同じ教室で授業をうけ
その様を通級担任の先生が見守ってくれるらしい。

担任の先生いわく、落ち着いて授業を受けていられたし
何よりもクラス全体がみんなよく先生の話を聞いていて
とても良いクラスだと感じた、とのこと。

保育園とは違い、もうなかなか見ることのできない
授業風景に関してこうやって共有頂けるのはとてもありがたい。

そして、娘のクラスのお友達や担任の先生の関係は
現在のところとても良好そうなので安心した。

そのほか、電話では心配な点や気になる点を伝えつつ
今後もよろしくお願いします、と挨拶を交わした。

しっかり見守ってくれる先生がいる、ということが何て心強いことか!
改めて就学相談を行って通級を希望して良かった~と思った。