発達凸凹娘との日常

2017年度に小学校入学の娘がいます。2016年10月中旬にまさかの発達障害指摘!色々もがいてるなうでございます。

土屋鞄ランドセル購入半年後の様子

そろそろランドセル商戦スタートですね〜。

我が家は娘のランドセルは土屋鞄にしました。

www.tsuchiya-randoseru.jp

 

池田屋やふわりぃなど他のランドセルも見たのだけど

土屋鞄に決めたのは「直接見に行った」ことが一番大きかった。

 

あの色の質感はほんときれいな色だったー。

ピンクはちょっと…って思ってても、土屋のピンクだったら

あり!って思えたし。変わり色のラベンダーや水色も

ちょっとスモーキーがかった落ち着いた色でした。

 

娘が選んだのはクラリーノ素材で「アトリエ」シリーズ。

デザイナーがデザインしたかわいいテキスタイルが

ランドセル蓋の裏にあしらってあります。

 

牛革もすごくきれいなんだけど、やっぱりクラリーノと比べてみたら

重いし、カラーにこだわりがなかったので(娘はキャメル)

クラリーノにしました。クラリーノとはいえ、牛革にも負けない高級感だったし。

 

あと、価格帯も気になっていたんだけど

土屋鞄は一番安いクラリーノが58,000円ということで、6万弱。

イトーヨーカドーとかイオンとかのランドセルコーナーを

見てみると、3万から7,8万円くらいと幅広く置かれてる。

でも正直8万のものを見た後に3万のものをみると質感の差は明らか。

そうなると、手頃な5万くらいのものかな?となるわけで

だったら1万足して質も満足いくものを、となったわけです。

 

そして購入後半年経った今の感想です。

 

A4フラットファイルは入らないけど大丈夫?

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小学校は体操着や上履き、給食当番の袋などイレギュラーの

荷物も多いので、そういう時は手提げを持っていきます。

なので、入らなきゃ手提げで大丈夫そう。

そもそも、フラットファイルまだ1度も使っていません。

A4クリアファイルや下敷きは余裕で入りました。

 

クラリーノは傷がつきやすい?

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最初は黄色いカバーをつけるので、表面の傷は全くつかず。

ふた部分の丸みにわずかにシワがあるけれど、全然許容範囲かな。

そして、学童にお迎えに行くため帰りは一緒に帰ります。

そのためランドセルを持たされることも多く…。

軽いのにしてよかった!と心底思ってます。

 

6年生には小さい?

朝の登校時に他の学年の子をみると確かに

土屋のものは一回り小さい感じはある。

でも、そのわずかな小ささが6年生の時にどうだって話ではなく

単純に大きい6年生がランドセルを背負ってるのをみると

ランドセルが小さく感じるなあ〜ってどの子も等しくそう思います。

 

ランドセルロックが手動式

最近のランドセルって自動ロックなるものがあって

ちょっと試してみると確かにおお〜ってなる感じ。

でも、結局のところ自分たちの時代は手動だったし

私自身は小学生なら一回はランドセルロック外れたまま

お辞儀してズサーーーーーはやっとけ!って思うタイプなので気になってません。

あと、機能がある分経年劣化でロックがうまくかからなくなったり

したらそれこそ気になっちゃいそう。

ちなみにまだズサーーーーーーはやってません。いつやるのだろう。

 

ちなみに去年はWEB注文が殺到してサーバーダウンしてたようですが

それでも、発売日当日の夕方頃にアクセスして、リクエスト送信し続けたら

時間はかかったけど、あっさり購入できました。

 

その後、サーバーが復活してから1ヶ月くらい見てたけど

なかなか完売の色は出なかったので在庫数は相当あった模様。

こどもの数は減っている昨今なので、よほど土屋鞄がメディアに

とりあげられまくり!ってことでもなければ、発売日から3日間あたりまでに

動けば普通に確保できるんじゃない?ってのが私の感想です。

 

以上ご参考までに!

 

 

通級の個人面談

4月から入学とともに通級もスタートした娘ですが、

実際に個別指導になるのは6月から。

それまでは、通級の担任の先生が廊下から授業の様子を見守ってくれています。

ちなみに、この辺も児童の特性次第で必要な子は早くから個別指導に

入ることもあるみたい。

 

というわけで、個別指導が始まる前に個別面談。

普通級の担任との個別面談はおよそ15分という短い時間でしたが、

通級はガッツリ1時間。こういった時間もしっかり取れるのが通級の良いところです。

 

通級の担任の先生とお会いするのは前回の保護者会以来だけど、

こうやって1対1で話すのは初めて。

 

通級の学校見学や面談でお世話になったY先生よりお若そうな感じなので、

どうかなーと思ったけど、前年も他校での支援級を受け持ってたらしく、

豊富な経験に裏打ちされた落ち着いた話し方だったのでひと安心。

 

まずは入学してからの様子ということで、入学直後の寝落ちパニックと

先日の自殺騒動を伝える。

grayareas.hatenablog.com

 

N先生は最初に親の対応として的確な対応ができていることをほめてくれた。

具体的にはパニックや暴言に対して娘に寄り添いながら落ち着いて反応して、

対応方法を複数パターンで試してみたことなど。

 

娘が発達障害と分かってから色々勉強したことが活きてきたってところかな。

たくさんの先人の教えが私に解決方法を与えてくれる…。

 

そして、次に先生から見た娘の様子を。

授業は担任がベテランの先生ということもあり、言語だけでなく

視覚的な刺激も加えて授業を行ってくれているそう。

クラス内の様子も非常にまとまりがあり落ち着いてるとのこと。有難い。

 

娘はどうやら、言語のみだと指示が通りにくく

例えば教科書何ページを開いてと言われても、すぐに開けず探していたり。

あとは、全体指示が通らず個別に声かけして通ることも。(←こちらは予想通り)

 

そんな感じなので授業に関しては、今まで通り担任の先生と

連携して+アルファの個別声掛け等で対応して頂ければ問題なさそう。

 

次に6月から始まる通級指導の時間ではどんなことをやりたいか聞かれる。

その際に現在の状況ということで療育に通ってることも触れたので、

療育は診察のみでサラッと終わり、特に何かやってくれるわけでは

ないことを伝えると、「そうですよねー」と。

むむむ、これはよくあることなのかしら?

 

こちらとしては、娘ができるようになってほしい

伸ばしてほしいと思うことは以下の通り。

 

  • やるべきことのスケジュールをたてても途中で逸れてしまうので最後まで目標に向かって完結できる達成感を経験してほしい
  • 友人関係で自分本位な面があるので他者の気持ちを思いやる心を育ててほしい
  • 衝動性、パニックが出た時に自分でクールダウンしたり落ち着ける術を見つけてほしい

 

するとクールダウンの方法については、落ち着いてる時に

もしパニックになったらどうすると落ち着くかな?と本人に聞いてみると

良いとアドバイスをもらった。通級の中では、閉じこもると

落ち着くので閉じこもるためのスペースを用意してもらって

「ちょっと落ち着いてくる」といって閉じこもる、なんて子もいるんだとか。

 

あと、通級指導が始まると通級用の連絡帳が配布され

通級→家庭→学校といった形でまわるのでしっかりと連携もとれるそう。

さらに、夏休み前にも個人面談がある。

 

小学校に入ると、幼稚園保育園と比べてどうしても

個別でみてもらう時間は少なくなるので、通級にして

本当によかったと感じている。

 

初の通級指導、娘はどんな感想を抱くのかとても楽しみです。

 

 

忘れ物チェックシート

小学校や学童に忘れ物をしてくることが多い娘。

小学校ならまだしも、学童だと翌日の小学校で使えなくて困ってしまう。

 

なので、忘れ物チェックシートを作ってもたせて見ました。

帰るときはこれを見ながら帰りのお支度してねって。

 

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こういうタスク表が好きな娘は大喜び。

早速活用してくれるかなーと思いきや、

2日目にして連絡帳を忘れ、チェックシートがなくなっている…。

 

シートはどうしたの?と聞いたら

「お友達がこれマネして作りたい!っていうから貸してあげたの」だそう。

 

毎日もってないと意味ないやんけ。と思いましたが

2日後にちゃんと返却してもらい持って帰ってきました。

 

でも、実際に活用できているかというと微妙なところ。

お迎えの時に様子を見てもまったくシート見てません。

 

ランドセルの中に入れてしまっているのが敗因かな。

だけどランドセルのふたの裏部分は時間割表がはさまっているので

入れられるスペースがありません。

 

学童や学校のロッカーに貼っておくという方法で

今度は試してみようかと思います。

 

 

 

就学支援シートの使われ方

先日、年中の息子の保護者会がありました。

日々の活動や、これからの行事予定やプールの持ち物の説明に

ちらっと就学支援シートにも触れていました。

 

でもほんとに一言って感じで、

「まだ先の話ですが就学にあたって不安な面がある場合は

就学支援シートというものがあります。必要でしたらお声がけください」とだけ。

 普通に聞いてたら、完全にスルーしてしまうし無関係だと思ってしまう感じです。

 

今、発達障害児童がすごく増えているようです。

新生児スクリーニングなどで分かるわけではないから

誰もが可能性としてはあるのであろうし

同じクラスに存在する可能性はもっと高いと思います。

 

発達障害についてもう少しハードルが高くない、よくありえる話として

認知度が高まっていけたらいいなぁ。

 

さて、我が家では娘の就学支援シートはもちろんしっかり提出してます。

 でも、先日娘の個人面談があった時に、担任の先生より

そもそも娘の特性に気づいたきっかけを問われました。

 

あれ?確か就学相談後に通級が決定した後に、

学校に出向いて面談して事の経緯を話したはず…と

思ったけれど、実は今年度から校長先生が変わっていたんでした。

紙ベースのものは引き継がれているけれど、口頭ベースのものは難しいですね。

 

担任の先生は就学支援シートを時々確認しながら指導してくれているそう。

1人の先生につき、何十人も生徒がいるわけだから、

こういう時に役立つんだなぁと感じました。

 

支援シートの形式は、幼稚園・保育園側と保護者側で書くものがそれぞれ1枚。

どちらも、本人の特性や接し方など、現在の対応についての項目がほとんど。

 

なので、日常的に使用されるシートとは別に、

一度目を通してもらえればよい今までの経緯、というようなシートも

あればよいのかなと思いました。

むしろ自分で作っちゃっても良いかも。

読む人は読んでくれるだろうし。

 

ちなみに支援シートについてデメリットは今の所特に見当たらず。

強いて言えば、就学関連の書類作成がたくさんある時期だと

なかなか書くのが大変ってことぐらいかな。

 

なるべく就学時に近い「今」の状態を知ってもらうためには

ついついギリギリに書いちゃうのだけど、下書き程度なら

今の時期にまとめておいて損はないかもしれません。

療育2回目

娘小学校に入ってからの初めての療育である。

あれからどのような様子なのか聞かれたので

先日の自殺騒ぎの件を伝える。

 

grayareas.hatenablog.com

先生は「あらら…」と言ったていで聞いており

「まあ、小学校に入学して色々疲れている面もあるだろうから

いきなり全部じゃなくて、親のフォローも入れながら少しずつ

自分のことは自分でできるようにしていけばいいんじゃないかな」

とのこと。

 

そして、「死ぬ」とかそういった発言に対しては

本来の意味が分からないうちに、テレビなどで聞いた言葉を

ただ使っているわけだから、そこで頭ごなしに叱るのではなく

その場では聞き流しておいて、あとで平常心の時に

テレビなどで死についてやっていたり、話す機会があったら

その時に説明してやればよいのだそう。

 

そんな話をしてる間、娘は隣のキッズマットで

おもちゃで遊んでいた。でも、親の話には関心がなさそうで

聞いてはない様子。

 

前回の療育の診察は初回だったからか、1時間みっちりだったけれど

今回は30分程度で終わる。次回は夏休み明け。

 

ここで、療育ってなんだろう?とふと思う。

今、私たちがしているのは療育というよりは

療育が必要になった場合の窓口をつなげていくための経過観察だ。

 

つまり、ここでできることは予防というよりは

発生した困りごとに対する療育サポートなのかな、と思う。

 

この機関を有効に利用するならば、患者すなわち保護者側が

もっと発達障害に踏み込んで勉強をして

必要であるサポートやトレーニングを受けられるように

主体的に進めていかなければならない。

 

うーん、でもやっぱり娘にどういう対応、どういう導きをしていくのが

よいのか分からないから、こういったこともプロに頼りたいんだけどな…。

 

ただ、通級でのフォローもあるし、今現在大きな問題点は

ないのだから、注意深く見守っていくのだけでも

まったく気づかないまま対応していくのとは大違いではあるだろうけど。

 

気長に、気長に、なのかな。

 

グルキャンデビュー

グループでキャンプをすることをグルキャンって言うらしいです。

というわけで、娘と仲良しの保育園のお友達一家とグルキャンしてきました。

 

お友達一家は、テントをはじめとしたキャンプグッズも

しっかり取り揃えており、キャンプグッズと言えば

ランタンくらいしかない我が家と大違い。

 

なので、せめて別のことでお役に立とうと、

予約やキャンプイベントなどのタイムスケジュールは

私がメインでたてていきました。

 

2泊3日なので、キャンプ場でやっているイベントには大体参加してみたのだけど、

宝探しの冒険やバッジ作りなど、子供達にとっては楽しかったようで

良い体験になったかなぁと思います。

 

あと、もう1つよかったこととしては、

複数の家族で衣食住をともにすることは

子育てもシェアしているということで。

 

よく、自分の子だとイライラすることでも、よその子だとイライラしない

とは言いますがまさにその通り。

 

我が子以外の子供に対するフィルターを通して、

我が子に対しても客観的に見つめるいいきっかけになった。

近すぎるときっと余裕なくなるんだよね…。

 

あとは、誰かが子供見てくれてるうちに、夕飯の支度や火おこしなどができる。

一昔前の世代の大家族子育てのメリットをふんだんに感じれます。

 

そんな中で、息子は大はしゃぎで調子に乗り、普段自分のパパに怒られたら

一度でやめることを何度も繰り返し、一緒に行ったお友達のパパに叱られました。

息子ギャン泣き。でも、親以外に叱られるというのもとても良い体験です。

親的にも叱るという行為はエネルギーがいるので

叱ってもらってありがとうという感じ。

まあ、これは子育ての価値観的なところが

近い家族同士だからということもあるのですが。

 

バーベキューやキャビンでの寝泊まりなど

定番のキャンプでの楽しみも満喫したけれど、

それ以外の収穫も大いにあった連休なのでした。

 

6歳の娘が「死にたい」といってベランダをよじ登った話

娘の凸凹特性のひとつに、大人びた精神性と年齢相応の精神のアンバランスさがあげられる。
先日、その特性が激しくスパークした出来事があった。

娘と息子が喧嘩をしていた。内容は詳しくは分からないけれど
娘が自分のやりたい遊びに弟を巻き込みたい様子だった。
でも、内容がすごろくでルールは4歳の息子には少し高度。

嫌がる弟にあの手この手で参加しようと説得を試みた結果
完全拒否されて、喧嘩に至った模様。

喧嘩はよくあることなので、正直また喧嘩か…と思い
「なに喧嘩してるのー?仲良く遊べないんだったら別々に遊びなさい」
と声掛けをする。

娘は、「もうやだ!もう出ていく!」と言いベランダに出ていく。
追いかけていくと、「ママもいじわる、弟もいじわる、この家嫌い!出ていく」
と怒っていた。

「そう、でも出て行ってどこ行くの?」
「一人で暮らす」
「一人で暮らせるわけないでしょう?住む場所も食べ物もどうするのよ」
「一人で暮らせないから、この家が嫌だから、あたし死にたい」
と言って、ベランダに足をかけよじのぼろうとする。

足場みたいなのものがないので、簡単に乗り越えられるわけではないけれど
それでも、内心慌てた。だけど努めて冷静に
「そんなことしたら危ないよ」「落ちたら痛いんだよ」
「娘ちゃんが死んだらママは悲しいよ」とゆっくり説得をしていく。

娘も強情なもので、「危なくていい、落ちていい、死んでもいい」としか
返してこない。

そこで、娘がいかに大事か、いなくなってしまったらどれだけ悲しいか
死にたい、悲しいという気持ちはきちんと受け止めてあげるから
話してごらん、あなたはママの大事な宝物だよ、と声をかける。

すると娘はそこに反応して「私はモノじゃない!!」と激怒…。

怒るところ、そこですか…と思いながら
「物扱いしているわけじゃないんだよ」となだめる。

正攻法でいっても埒があかなそうなので
「一緒におやつを食べよう、ゼリーもあるしアイスもあるよ。
どの味にしたい?」と誘うと、
「…死にたい理由もうひとつある。死んでニュースにのりたいの。
みんなに私のこと知ってもらいたいの」

えーーーーーと?
死んだら、ニュースにのったかどうか分からないんじゃ?
ってか、どんだけかまってちゃんなんだ。

「知ってもらいたいなら、他の方法がいっぱいあるんじゃない?」
「でも、私はテレビに出るためにセリフを覚えることもできないし
練習もしたくない、だから死ぬしかないもん」

うーん…ずっとこれを繰り返すつもりか…と思い
次なる懐柔作戦として、「ごはん一緒に食べよう、ママのお隣で食べよう。
あーんしてあげるよ、お風呂も洗ってあげる。ドライヤーもかけてあげるよ」
と声をかける。

するとどうだろう、あんなに頑なだった娘が
無言で私の方に歩み寄り、そして抱きついてきた。
「おうち入ろっか」「うん」

こうして、娘の飛び降りは阻止することができたのだった。

…小学校になったのを機に明日の支度など
身の回りのことは自分でやるようにさせていた。
その反動が、今ここに来てしまったのかな…と思う。
一気に何でもやらせすぎたのだろうか。

でも、「死ぬ」って言えば何でもやってくれる、と考えてしまうのも怖い。
むちゃくちゃな娘の理屈だけど、それでも発想が6歳とはとても思えない。

もうじき療育センターの受診があるので
この件については相談してみようと思っている。