普通級?通級?支援級?難しい線引き
就学相談で最初に訪れた時に、その自治体での就学先の説明があった。
一般的な定型の児童が就学するのは普通級。
基本は普通級在席で、定期的に別クラスに通う通級は
情緒障害級と言語・難聴級。
普通級在席とならず、交流レベルでの利用は固定級で、知的障害級。
そして、そもそも学校自体が違う特別支援学校。
娘は知的に問題がないだろうと思っていたので
就学先を考えた時、普通級 or 普通級+通級の選択肢があった。
ただ、情報収集のためにいろいろなサイトをみていると
支援級と言われたけれど普通級を選択した、というような
記事をたくさん見かけた。
どうやら、知的に問題がなくとも発達障害の程度的に
困り感が大きい場合の受け入れ先として「支援級」が用意されている
自治体もあるようだ。
発達障害児童が増加しており、支援級に通っていた児童が
支援学校への移動を勧められる記事を目にした。
普通級を選択できそうな娘が通級を選び
その結果、通級の枠が狭まり支援級へ、さらに支援級から支援学校へ
押し出されているのかもしれない。
そう考えると痛ましい気持ちである。
誰もがその特性に応じた学級を選択できる社会であってほしいと思う。