発達凸凹娘との日常

2017年度に小学校入学の娘がいます。2016年10月中旬にまさかの発達障害指摘!色々もがいてるなうでございます。

通級の個別指導が始まった

仕事が忙しくなりなかなか更新できませんでした。

また合間をみつけて更新したいと思います。

 

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入学当初はまず小学校生活そのものやクラスに慣れるという

意味で、教室を移動しての通級指導は行ってなかった。

入学して2か月もたち、6月からとうとう通級指導がスタート。

 

どんな感じだったのかなあ~と思いながら

娘にヒアリングをしてみると楽しそうにお話ししてくれた。

 

まずは自己紹介をして、それから何かしらのゲームをしたり

紙飛行機を作ったとのこと。

話がどんどん脱線していくので、なかなか全貌をつかむのは

難しいけれど、とにかく先生と楽しい時間を過ごしたようで

本人的には充実した時間になったようだ。

 

そして、その2日後に娘が連絡帳を持って帰ってきた。

通級用の連絡帳である。

通級担任→通常級担任→家庭でまわして連携をとるものだ。

 

開いてみてびっくり。

びっちり授業の様子が書いてあり、また普段は簡潔な連絡帳の

やりとりである通常級の担任の先生からも、日常生活の様子が

しっかり書かれてある。手厚い…。

 

内容としては、まず通級のほうは個別指導でやったこと。

・集中して聞く力を高めるために「スリーヒントかるた」

・手先の力を高めることと、援助を要求できるように「折り紙」

その他、SSTカードを利用した取り組みもやっていたようです。

 

SSTってなんとなく聞いたことあるけれど、療育ではそこまで

やってくれるわけじゃなかったので初見でした。

 

カードには人間関係のトラブルが起きそうなシチュエーションが

書いてあり、こんな時どうする?というような問いかけに使うようなもの。

 

娘は時として、自分が納得しないと謝れないことが多く

こういうトラブルが起こり得るパターンの対処と予測を

より多く学んでいってもらいたいと思ってました。

通級でこういうこともやってもらえるのは本当にありがたい…!

 

そして、通常級の方では朝の準備に時間がかかってる様子が書かれていました。

支度をするまでに気になるものや人に気を取られ、うろうろしたりして

なかなか支度が終わらないそうです。

その時の様子がとっても目に浮かぶ…。

家でもそんな感じで、すぐに脱線してしまいがちなので。

 

心配なところもあるけれど、そんな風にしっかり様子を

見守ってくれることが分かり大きな心のよりどころになりました。

 

 

学校で困ることを聞き出す

入学して2ヶ月。

案外楽しく通えてる娘だけど、小さな困りごとくらいは

あるだろうと思ってヒアリングを試みる。

 

普通に「学校で困ったことってある?」と聞いても

機嫌がよければそこで「なーい!」と返されてしまう。

 

そこで、通級が本格化するにあたって「なぜ、娘は通級に通うのか」を説明した。

 

学校に楽しく通って授業中も立ち上がったりせずにお話が聞けて、

できることはたくさんあるけれど苦手なこともあるよね?

 

嬉しい時に嬉しすぎてはしゃいでみんなにぶつかっちゃったり

おしゃべりが楽しくてお支度が遅くなっちゃったり

やらなきゃいけないことがあっても分からなくなって止まっちゃったり。

 

本当はどうするべきか、分かってても苦手なことだと

できなくて困っちゃうんだよね。

だから、その苦手なことを相談したり一緒に考えてくれる

場所があるから、そこに行くんだよ。

あなただけの、特別でスペシャルな授業だよ。

 

そこまで、話したあとに改めて今、苦手で困ったなーって思うことある?

と聞いたら、困ってるシーンをあげてくれた。

 

  • 朝普通に歩いてるのにいつも、学校に遅刻しそうになる
  • 算数がわからなくて間違えたりすると悲しくなっちゃう
  • おしゃべりしちゃいけないのにしたくなっちゃっておしゃべりしたら先生に注意されちゃう
  • おしゃべりしてたらみんなが先に準備していていなくなっちゃう

 

やはり、時間軸でみんなと足並み揃えられてないのがよくわかる。

そしてどんだけおしゃべりが好きなのか(笑)

 

この辺の課題をどうやって克服するか、早速通級の先生に相談してみようと思う。

土屋鞄ランドセル購入半年後の様子

そろそろランドセル商戦スタートですね〜。

我が家は娘のランドセルは土屋鞄にしました。

www.tsuchiya-randoseru.jp

 

池田屋やふわりぃなど他のランドセルも見たのだけど

土屋鞄に決めたのは「直接見に行った」ことが一番大きかった。

 

あの色の質感はほんときれいな色だったー。

ピンクはちょっと…って思ってても、土屋のピンクだったら

あり!って思えたし。変わり色のラベンダーや水色も

ちょっとスモーキーがかった落ち着いた色でした。

 

娘が選んだのはクラリーノ素材で「アトリエ」シリーズ。

デザイナーがデザインしたかわいいテキスタイルが

ランドセル蓋の裏にあしらってあります。

 

牛革もすごくきれいなんだけど、やっぱりクラリーノと比べてみたら

重いし、カラーにこだわりがなかったので(娘はキャメル)

クラリーノにしました。クラリーノとはいえ、牛革にも負けない高級感だったし。

 

あと、価格帯も気になっていたんだけど

土屋鞄は一番安いクラリーノが58,000円ということで、6万弱。

イトーヨーカドーとかイオンとかのランドセルコーナーを

見てみると、3万から7,8万円くらいと幅広く置かれてる。

でも正直8万のものを見た後に3万のものをみると質感の差は明らか。

そうなると、手頃な5万くらいのものかな?となるわけで

だったら1万足して質も満足いくものを、となったわけです。

 

そして購入後半年経った今の感想です。

 

A4フラットファイルは入らないけど大丈夫?

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小学校は体操着や上履き、給食当番の袋などイレギュラーの

荷物も多いので、そういう時は手提げを持っていきます。

なので、入らなきゃ手提げで大丈夫そう。

そもそも、フラットファイルまだ1度も使っていません。

A4クリアファイルや下敷きは余裕で入りました。

 

クラリーノは傷がつきやすい?

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最初は黄色いカバーをつけるので、表面の傷は全くつかず。

ふた部分の丸みにわずかにシワがあるけれど、全然許容範囲かな。

そして、学童にお迎えに行くため帰りは一緒に帰ります。

そのためランドセルを持たされることも多く…。

軽いのにしてよかった!と心底思ってます。

 

6年生には小さい?

朝の登校時に他の学年の子をみると確かに

土屋のものは一回り小さい感じはある。

でも、そのわずかな小ささが6年生の時にどうだって話ではなく

単純に大きい6年生がランドセルを背負ってるのをみると

ランドセルが小さく感じるなあ〜ってどの子も等しくそう思います。

 

ランドセルロックが手動式

最近のランドセルって自動ロックなるものがあって

ちょっと試してみると確かにおお〜ってなる感じ。

でも、結局のところ自分たちの時代は手動だったし

私自身は小学生なら一回はランドセルロック外れたまま

お辞儀してズサーーーーーはやっとけ!って思うタイプなので気になってません。

あと、機能がある分経年劣化でロックがうまくかからなくなったり

したらそれこそ気になっちゃいそう。

ちなみにまだズサーーーーーーはやってません。いつやるのだろう。

 

ちなみに去年はWEB注文が殺到してサーバーダウンしてたようですが

それでも、発売日当日の夕方頃にアクセスして、リクエスト送信し続けたら

時間はかかったけど、あっさり購入できました。

 

その後、サーバーが復活してから1ヶ月くらい見てたけど

なかなか完売の色は出なかったので在庫数は相当あった模様。

こどもの数は減っている昨今なので、よほど土屋鞄がメディアに

とりあげられまくり!ってことでもなければ、発売日から3日間あたりまでに

動けば普通に確保できるんじゃない?ってのが私の感想です。

 

以上ご参考までに!

 

 

通級の個人面談

4月から入学とともに通級もスタートした娘ですが、

実際に個別指導になるのは6月から。

それまでは、通級の担任の先生が廊下から授業の様子を見守ってくれています。

ちなみに、この辺も児童の特性次第で必要な子は早くから個別指導に

入ることもあるみたい。

 

というわけで、個別指導が始まる前に個別面談。

普通級の担任との個別面談はおよそ15分という短い時間でしたが、

通級はガッツリ1時間。こういった時間もしっかり取れるのが通級の良いところです。

 

通級の担任の先生とお会いするのは前回の保護者会以来だけど、

こうやって1対1で話すのは初めて。

 

通級の学校見学や面談でお世話になったY先生よりお若そうな感じなので、

どうかなーと思ったけど、前年も他校での支援級を受け持ってたらしく、

豊富な経験に裏打ちされた落ち着いた話し方だったのでひと安心。

 

まずは入学してからの様子ということで、入学直後の寝落ちパニックと

先日の自殺騒動を伝える。

grayareas.hatenablog.com

 

N先生は最初に親の対応として的確な対応ができていることをほめてくれた。

具体的にはパニックや暴言に対して娘に寄り添いながら落ち着いて反応して、

対応方法を複数パターンで試してみたことなど。

 

娘が発達障害と分かってから色々勉強したことが活きてきたってところかな。

たくさんの先人の教えが私に解決方法を与えてくれる…。

 

そして、次に先生から見た娘の様子を。

授業は担任がベテランの先生ということもあり、言語だけでなく

視覚的な刺激も加えて授業を行ってくれているそう。

クラス内の様子も非常にまとまりがあり落ち着いてるとのこと。有難い。

 

娘はどうやら、言語のみだと指示が通りにくく

例えば教科書何ページを開いてと言われても、すぐに開けず探していたり。

あとは、全体指示が通らず個別に声かけして通ることも。(←こちらは予想通り)

 

そんな感じなので授業に関しては、今まで通り担任の先生と

連携して+アルファの個別声掛け等で対応して頂ければ問題なさそう。

 

次に6月から始まる通級指導の時間ではどんなことをやりたいか聞かれる。

その際に現在の状況ということで療育に通ってることも触れたので、

療育は診察のみでサラッと終わり、特に何かやってくれるわけでは

ないことを伝えると、「そうですよねー」と。

むむむ、これはよくあることなのかしら?

 

こちらとしては、娘ができるようになってほしい

伸ばしてほしいと思うことは以下の通り。

 

  • やるべきことのスケジュールをたてても途中で逸れてしまうので最後まで目標に向かって完結できる達成感を経験してほしい
  • 友人関係で自分本位な面があるので他者の気持ちを思いやる心を育ててほしい
  • 衝動性、パニックが出た時に自分でクールダウンしたり落ち着ける術を見つけてほしい

 

するとクールダウンの方法については、落ち着いてる時に

もしパニックになったらどうすると落ち着くかな?と本人に聞いてみると

良いとアドバイスをもらった。通級の中では、閉じこもると

落ち着くので閉じこもるためのスペースを用意してもらって

「ちょっと落ち着いてくる」といって閉じこもる、なんて子もいるんだとか。

 

あと、通級指導が始まると通級用の連絡帳が配布され

通級→家庭→学校といった形でまわるのでしっかりと連携もとれるそう。

さらに、夏休み前にも個人面談がある。

 

小学校に入ると、幼稚園保育園と比べてどうしても

個別でみてもらう時間は少なくなるので、通級にして

本当によかったと感じている。

 

初の通級指導、娘はどんな感想を抱くのかとても楽しみです。

 

 

忘れ物チェックシート

小学校や学童に忘れ物をしてくることが多い娘。

小学校ならまだしも、学童だと翌日の小学校で使えなくて困ってしまう。

 

なので、忘れ物チェックシートを作ってもたせて見ました。

帰るときはこれを見ながら帰りのお支度してねって。

 

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こういうタスク表が好きな娘は大喜び。

早速活用してくれるかなーと思いきや、

2日目にして連絡帳を忘れ、チェックシートがなくなっている…。

 

シートはどうしたの?と聞いたら

「お友達がこれマネして作りたい!っていうから貸してあげたの」だそう。

 

毎日もってないと意味ないやんけ。と思いましたが

2日後にちゃんと返却してもらい持って帰ってきました。

 

でも、実際に活用できているかというと微妙なところ。

お迎えの時に様子を見てもまったくシート見てません。

 

ランドセルの中に入れてしまっているのが敗因かな。

だけどランドセルのふたの裏部分は時間割表がはさまっているので

入れられるスペースがありません。

 

学童や学校のロッカーに貼っておくという方法で

今度は試してみようかと思います。

 

 

 

就学支援シートの使われ方

先日、年中の息子の保護者会がありました。

日々の活動や、これからの行事予定やプールの持ち物の説明に

ちらっと就学支援シートにも触れていました。

 

でもほんとに一言って感じで、

「まだ先の話ですが就学にあたって不安な面がある場合は

就学支援シートというものがあります。必要でしたらお声がけください」とだけ。

 普通に聞いてたら、完全にスルーしてしまうし無関係だと思ってしまう感じです。

 

今、発達障害児童がすごく増えているようです。

新生児スクリーニングなどで分かるわけではないから

誰もが可能性としてはあるのであろうし

同じクラスに存在する可能性はもっと高いと思います。

 

発達障害についてもう少しハードルが高くない、よくありえる話として

認知度が高まっていけたらいいなぁ。

 

さて、我が家では娘の就学支援シートはもちろんしっかり提出してます。

 でも、先日娘の個人面談があった時に、担任の先生より

そもそも娘の特性に気づいたきっかけを問われました。

 

あれ?確か就学相談後に通級が決定した後に、

学校に出向いて面談して事の経緯を話したはず…と

思ったけれど、実は今年度から校長先生が変わっていたんでした。

紙ベースのものは引き継がれているけれど、口頭ベースのものは難しいですね。

 

担任の先生は就学支援シートを時々確認しながら指導してくれているそう。

1人の先生につき、何十人も生徒がいるわけだから、

こういう時に役立つんだなぁと感じました。

 

支援シートの形式は、幼稚園・保育園側と保護者側で書くものがそれぞれ1枚。

どちらも、本人の特性や接し方など、現在の対応についての項目がほとんど。

 

なので、日常的に使用されるシートとは別に、

一度目を通してもらえればよい今までの経緯、というようなシートも

あればよいのかなと思いました。

むしろ自分で作っちゃっても良いかも。

読む人は読んでくれるだろうし。

 

ちなみに支援シートについてデメリットは今の所特に見当たらず。

強いて言えば、就学関連の書類作成がたくさんある時期だと

なかなか書くのが大変ってことぐらいかな。

 

なるべく就学時に近い「今」の状態を知ってもらうためには

ついついギリギリに書いちゃうのだけど、下書き程度なら

今の時期にまとめておいて損はないかもしれません。

療育2回目

娘小学校に入ってからの初めての療育である。

あれからどのような様子なのか聞かれたので

先日の自殺騒ぎの件を伝える。

 

grayareas.hatenablog.com

先生は「あらら…」と言ったていで聞いており

「まあ、小学校に入学して色々疲れている面もあるだろうから

いきなり全部じゃなくて、親のフォローも入れながら少しずつ

自分のことは自分でできるようにしていけばいいんじゃないかな」

とのこと。

 

そして、「死ぬ」とかそういった発言に対しては

本来の意味が分からないうちに、テレビなどで聞いた言葉を

ただ使っているわけだから、そこで頭ごなしに叱るのではなく

その場では聞き流しておいて、あとで平常心の時に

テレビなどで死についてやっていたり、話す機会があったら

その時に説明してやればよいのだそう。

 

そんな話をしてる間、娘は隣のキッズマットで

おもちゃで遊んでいた。でも、親の話には関心がなさそうで

聞いてはない様子。

 

前回の療育の診察は初回だったからか、1時間みっちりだったけれど

今回は30分程度で終わる。次回は夏休み明け。

 

ここで、療育ってなんだろう?とふと思う。

今、私たちがしているのは療育というよりは

療育が必要になった場合の窓口をつなげていくための経過観察だ。

 

つまり、ここでできることは予防というよりは

発生した困りごとに対する療育サポートなのかな、と思う。

 

この機関を有効に利用するならば、患者すなわち保護者側が

もっと発達障害に踏み込んで勉強をして

必要であるサポートやトレーニングを受けられるように

主体的に進めていかなければならない。

 

うーん、でもやっぱり娘にどういう対応、どういう導きをしていくのが

よいのか分からないから、こういったこともプロに頼りたいんだけどな…。

 

ただ、通級でのフォローもあるし、今現在大きな問題点は

ないのだから、注意深く見守っていくのだけでも

まったく気づかないまま対応していくのとは大違いではあるだろうけど。

 

気長に、気長に、なのかな。