親の受容について
我が子が発達障害?と聞いて受容できない親は多いらしい。
そりゃそうだよね、今までは特になんら変わりない普通の子と思って
育ててたんだし、周囲の認識もそうだったろうし。
私も正直3歳児検診で「問題なし」の判断だったため
本当にまさかの宣告ではあった。
でも、多分ものすごいスピードで受け入れられたのは
私の生育歴の件もあるだろう。
私は難聴(重度ではない)なので、小学校は特別支援の通級であった。
学力は普通だったし、学校生活も週1回2コマだけ通級する以外は他の子と同じ生活。
中学受験をして私立に進学し、高校・大学を経て新社会人。
結婚して子供を産んで、産休育休を取得して復帰して夫婦共働きの
よくある一般家庭の生活だ。
正直、全く大変じゃなかったかと言われたら嘘にはなるけれど
特別支援の通級とかグレーレベルの障害とか、そんなに人生が暗転することなのか
と言われたら、全然そうじゃない。
なので、大事なのは不確定な将来を思い描いて一喜一憂するんじゃなくて
今、こどもに必要な支援は何か、こどもの成長を手助けできるサポートは
何があるのか、それを素早く探し選択することだ。